教えて!エクセル講座⑦

端数を切り捨てて消費税を計算する

 

ROUNDDOWN(ラウンドダウン)関数

=ROUNDDOWN(数値,桁数)

■数値を指定した桁数で切り捨てる

 

ROUNDUP(ラウンドアップ)関数
  =ROUNDUP(数値,桁数)
    ■数値を指定した桁数で切り上げる 

 

ROUND(ラウンド)関数
  =ROUND(数値,桁数)
    ■数値を指定した桁数で四捨五入する 

 

指定した桁数で数値の「切り捨て処理」をするには、ROUNDDOWN関数を使う。桁数の指定は、小数部分で切り捨てる場合はプラスの数、整数部分で切り捨てる場合はマイナスの数で指定する。小数点以下を切り捨てるには「0」とする。

 

 

 

 

消費税の計算では、合計請求額の5%に当たる数値について、1円未満を切り捨てる場合が多い。下図では、まず、合計請求額(D6)の5%を求めるには、「D6*0.05」という式で計算する。これをROUNDDOWN関数の引数「数値」に指定して、切り捨て処理をする。
「1円未満切り捨て」は、小数点以下を切り捨てればよいので、ROUNDDOWNの引数「桁数」を「0」とする。これで消費税が算出できる。

 

 

 

 

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